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遮光カーテンの四隅に朝が零れている
うつ伏せで眠る君をベッドに残し、
素肌にすばやくドレスシャツを着て、
夜の逞しい身体は、そっと部屋を出てゆく
落ちてゆくエレベーターのなかで――
右手 ....
湖面に幽かな波紋をのこして沈む
かたちなき夜の杖が
ことばもなく
彷徨う声の虚しさに散らばる
沈黙の
ただ拡がるばかりの濡羽色の森は、
音もなくざわめき
漂う、 ....
絡みつく蛇たちの螺旋の夜
巧みに縺れあう虚無と/いのち
淫らな匂いのする、耀う肌の粘りに
虹色の鱗は冴ゆる星の瞬きを映す
やがて消失する碧暗い空にむかって
聳える漆黒の怪奇な木々は
だらし ....
深月アヤさんのatsuchan69さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
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日付
詩人のプロフィール☆
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atsuchan69
自由詩
16*
07-5-26
水底の杖
-
atsuchan69
自由詩
6*
06-10-25
「_」
-
atsuchan69
自由詩
9*
06-10-3
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