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何を思い出せば
幸せになれるというのだろう


始まりは
遠い海の底の夢でした
船底を擦るようにして
人は、人は旅に出て行くので
いつか大きな音を立てて
傾いていく私たちのために
 ....
その言葉を初めて聞いたのは、
まだ、あなたの海にいた頃。
大きすぎる手のひらを隠そうともせず、
揺られる海の深さを世界と思っていた頃。
右へ。聞こえる、聞こえています。
右へ。手のひらを。ぐ ....
やぎしきさんの霜天さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
船底- 霜天自由詩1607-1-29
右へ- 霜天自由詩706-12-18

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