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春の亡骸が
アスファルトの上で朽ちる時を待つ

雨上がりに
微生物の匂いを嗅ぐ

ほんの少し伸びた影に
手をふる子供は

背中の荷物が重たそう
ホンのちょっぴりの覗き穴から

凝縮された時間が入り込み

反転した世界が焼きつく

現像するまでは分からない

幻想の世界は

リアルな世界を少しだけ

歪めてみせたりする
 ....
やぎしきさんの彌月さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春影躍心- 彌月自由詩207-4-20
ピンホール・カメラ- 彌月自由詩4*07-1-18

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