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東京、
その日もひとりで
幡ヶ谷の太陽と
馬鹿みたいに重い、
心細さを背負って
唇を噛んでた
夏の
だれるような湿度と
車の排気ガスと
肌に纏わりつく
人間、の ....
こえ、
ぼくを剥いてゆく
この
あかぐろい
にんげん、を
剥いてゆく
こえ、
きみの
こえ、
ふたしかな
やさしさ
ぼくの ....
煙る午後に
まどろむ陽光が
研磨された鋏刃の隙間
さわさわと開放し行儀良く
沈静し少し乱雑に
定着する
鼓膜を突き抜け
仄暗い床板の軋みに
胡坐を掻いて青い影を落す
女の ....
さらさらと、ワルツを集めてる
頭を垂れたワルツを
集めている
真冬を凝縮して
少し熱っぽい朧な
器官の彼岸に
赤や紫を
粉々にして
昨日の電話口から溢れ出した ....
やぎしきさんのはらだまさるさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
三十二行
-
はらだま ...
自由詩
30*
07-3-16
こえ
-
はらだま ...
自由詩
20*
07-3-15
色彩
-
はらだま ...
自由詩
6*
07-2-22
waltz
-
はらだま ...
自由詩
11+*
07-2-8
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