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いつの頃からそうなのか
わからないけれど
物心がついた時から
ぼくの家には屋根がない
どうしてなのと
親に聞いたら
そういうものだと諭された
友達の家にも
遊びに行くお店にも
....
上手くいくはずないものが沢山ある
知らなければいい
見えなければいい
朝焼けに浮かぶ記憶が
夕闇に消える叫びが
求めてはならないものがありすぎて
聞こえなければいい
触 ....
私が死んでも
私を壊した人達は
きっとなんとも思わない
ごめんね
ごめんね
私は毎日懸命に死のうとしているよ
いくつも戦いに出向いてきたのは
誰かが私を殺してくれるんじゃないかって
....
読みかけの本が
テーブルの上で
風を受ける
ぱら ぱらぱら
微睡みの中から
引っ張りあげるには
物足りなかったようで
ポットとティーカップを
そっと置いて
鼻をつまもうか ....
{引用=悪いのは誰?}
目の前の{ルビ眼=まなこ}にもう書いてある
理解なら出来るさ 赤ん坊でもな
(これは喩だ!)
どうやら「正」を嫌う性質らしい
皆そうだよな?
皆そうだろう?
....
コンコンとドアをノックします
お使いですか? 誰か居ますか?
返事が来るまで私は待ってます
コンコン、コンコン
お元気ですか? 生きてますか?
小さな箱から声がするまで待って ....
夜が 森で 雨で 闇で
ボツリ ボツリと 雨が 闇で
明かりが なくて
明かりが なくて
この手も 見えない ほどの 闇で
森の木々は こうして夜を 明かすのだと
....
生き残った太陽の 山岳信仰
恐らく 我々の 旭日は 肯定だ
全てを 信仰へと 受け止められ
廃車の 並に 乗り
向かうべき 場所は 汚水入れ
今日 障害者を 見た
その 香りは 太陽の ....
ゅぽ。
ぽぎぎほぎぎ、
はぎぎぃいげげぽここ、
ぉぱぱちゃぱぱぱ、
ほぎゅ。
ぅゆゆゆゆんゆんゆん。
んゆぅんゆぅうちゅーぅゆ。
んちゅうちゅうーゅ。
....
月明かりだけで暗い森を分け入って
辿りついた小さな泉
濁りのない水は鏡の様に
僕の顔を優しく映す
清らかな水は月光を反射して
柔らかくきらきらと煌めく
光の中から小さく愛らしい妖精 ....
白いかがやき!
光のなかで 男は
悲しみに暮れる。
薔薇はまっすぐに
男へ 伸びる。
救いの手!
その茎には棘がある、
まるで女の指のよう。
天空に 咲き誇る ....
whipporwillさんの自由詩おすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぼくの家には屋根がない
-
ぽえむ君
自由詩
14*
06-8-30
道
-
桐野晴
自由詩
1
06-8-30
遺書
-
若原光彦
自由詩
2
06-8-29
午後
-
彰
自由詩
3
06-8-28
ヘイトレッド
-
橙午
自由詩
1*
06-8-28
母さんが帰ってきた
-
完食
自由詩
3*
06-8-27
黒い森
-
イグチユ ...
自由詩
5
06-8-27
差別に_飲まれた_太陽
-
奥津 強
自由詩
2
06-8-25
「_壊私音。_」
-
PULL.
自由詩
4*
06-8-25
穢れなきもの
-
ajisai
自由詩
8*
06-8-24
白痴
-
白雨
自由詩
4*
06-8-23