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薄墨色に暮れかけると
そこは
沼の底

ゆっくりと
沈み込む
響かない 足音
重く
さらに重く

山あいの道
影さす 道
ツタの這いまわる 木々の茂る
細い 細い 道

 ....
たけよ
わかたけよ

雨上がりに匂い立つ
若草の薫りよ

今日一日の棘を洗いおとし
網膜の奥底にしみつく
灰の濁りに
若草みどりの輝きで
健やかさの幻影を与えたまえ
水辺の匂い
 ....
未有花さんのゆびのおとさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れ時の・・- ゆびのお ...自由詩309-11-17
みどりのころの…- ゆびのお ...自由詩509-6-6

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