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光が反射して映る景色にまどろんでいる
夜になると顔を出す
ため息にも似た光
そのとき本当のことがこぼれかける
そんな夜は1年に1度
交わしていない約束のように訪れて
はなれたくない ....
白いりぼんが流されてゆく
美しく結ばれたままで
かわした約束が緩むとき
こわくてひっぱれなかったりぼんの先が
ゆらゆら水に揺られて流されてゆく
きれいなままで消えてゆく白 ....
どこに植えたのか
その場所だけは
今もはっきり覚えている
この広大な大地も
この荒れ果てた大地も
いつか菜の花畑になるのだろうと
いつかれんげ畑になるのだろうと
その光景はは ....
ゆっくり進むその足跡に
緑の光りが差し込んで
私の居場所を葉が隠す
あなたが歩く
あなたが顔を上げる
私は森に同化する
あなたが美しいと思う全てのものが
....