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1.蝉の脱け殻

階段を登っていると、カサリ と音がした
足もとに目をやると、蝉の脱け殻が潰れていた
私はそれが、崩れてしまわないように、
そっと、ポケットに仕舞った



2.虫籠 ....
夜が、急行列車のように
時を、間引いて、過ぎていくから
夢と現実の境界線は、いつも
曖昧に、滲んでいる



抱き締めあう行為は、
波のようなリズムを、刻みながら
深い海に沈んでいく ....
未有花さんの長崎螢太さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の忘れ物- 長崎螢太自由詩5*18-9-16
記憶の海- 長崎螢太自由詩3*18-9-12

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