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ぎらぎらと陽が照っている
草木が緑に燃えている
世界はゆらゆらと揺れている

折しも二匹の紋白蝶が
絡み交わり輪を描き
白々と視界を過っていく

いったい何処へ行くのだろう?
自ら描 ....
なんにもない
なんでもない
ぽかんとあおぞらあけまして
しずかなかぜがふいている
むおんのかぜがふいている

なにもないわたくしは
まちのけんそうのただなかで
たいこのおとをきいている ....
遠くの森はいつの日か
愛娘と歩いた森
今頃木々が色づいて
キラキラ綺麗に輝き出し
二人で辿ったあの道を
艶やかに照らしているだろう

 娘よ、お前は元気かい?
 今頃二十歳のその道を
 ....
女の温もりも
家族の団欒も
過ぎてすっかり独りである

風が吹いて
途方に暮れて
確かな予感を持ち独りである

遠くの森のざわめきが
夜空に木霊し未知を紡ぐとき
私はひたすら独りで ....
未有花さんのひだかたけしさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
揺動- ひだかた ...自由詩13*19-6-14
かぜ- ひだかた ...自由詩618-11-28
遠くの森- ひだかた ...自由詩13*18-11-18
独りである- ひだかた ...自由詩7*18-10-31

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