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(踏切を 一滴ぬらす 金魚売)




一握りの午後の 、


その発声の凹の底で、手の皺のなかの風を冷ましながら
坂をのぼる男


黒ずんだ肌
蝉の腹のような太もも

 ....
小さいころ、春になると
ばあちゃんと手をつないで
つくしを摘みにいった
いつも風が強くて
河川敷にはいっぱい
つくしが伸びていた
シャツにてんとう虫をつけて
ビニール袋につくしとタンポポ ....
未有花さんの末下りょうさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
金魚売り- 末下りょ ...自由詩6*15-8-9
つくしの佃煮- 末下りょ ...自由詩12*14-3-25

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