すべてのおすすめ
抜け殻になっていい?
退屈してたけど
面白いかもなんて
完璧なんて
程遠いのに
とまる事が
怖くなって
影ふみ遊び
繰り返して
いつの間に
日が暮れて
抜け殻 ....
「宇宙」と書いて「ソラ」と読む
自称詩人の始まりだとしたら
私は間違いなく
それにあたると思うんです
「本気」と書いて「マジ」と読むとは
ちょっと違うのです
....
髪の毛を染めた
別に気分転換するほど
落ち込んでいた訳じゃないけど
泣いてたあの子に
好きだと言ったから
何となく
公園は思っていたよりも広い
誰が 何処で 何をしていようが
....
あの夕日が落ちるまでに
すべて すべてかたづけよう
あの太陽がのぼってしまうまでに
ありったけのなみだ ながしてしまおう
なんで なんで なんで どうして?
どう ....
浜辺に裸身の女
杭に囲まれ
露な姿
エロスはサディスティック
うつろな目を
柔肌を
猫みたいに
泣き声あげて
くちびるは人体で一番敏感である箇所
一番皮膚の薄い部分
誰よりも先にキスをした人は
それを知っていたのだろうか
やわらかくて あたたかくて やさしい
それはキスの相手が君だからか ....
その左手の控えめな熱
僕の右手にそっと残って 温めてくれる
またねと笑って こぼした涙
心の奥にずっと残って 「愛してる」と、
互い違いの手を繋ぎ 並んで歩いた帰り道
....
捨てられてた子猫
拾ってあげられなかった僕だから
ずぶ濡れの君を
ほってはおけなかったんだよ
優しいだなんて思わないでおくれよ
ただの罪滅ぼしだって
そう思ってくれてかま ....
役職は個人の放棄に近い。
役職で呼ばれて喜ぶようでは。
そこにはあなたという
個性は含まれていない。
「先生」と呼ばれることと
「人間」と呼ばれることは
言葉が違うだけで
同じく ....
桃色のソラ
終わる季節
風の香り
夏を告げる
青い風がほら
海を渡った
珍しい種があったから 買って帰ろうと思ったけど
やっぱり珍しいだけあって ちょっと今は 手が出ない
それに飽き性の僕だから きっとすぐに 枯らしてしまうだろう
感情のドミノ倒し 嫌々ながらも ....
割れたグラスを眺めていると
妙に親近感が沸いてきた
なんだかこいつは俺と似ている
そんな気分になってきた
試しに割れた欠片を拾い集めても
元の形に戻るはずもなかった
大切なピー ....
いつも 君の欠点を探してみるんだけど
まったく見つからない
あぁ これが 恋なんだろうなぁ
いま手のなかに 種もないのに
どうして いずれ手にはいると
きみは 思うのだろう
ぼくも たくさん
嘘をついたが 後悔していない
不愉快な、心。
モザイクを外したい。
他の誰かに見られないようになんて。
しなくていいの。
だから、見えたって。
良いの。
私たちのことなんて。
私たちにしかわかんないの。
....
穢れを知らない自分が
清いというのが唯一の売り
本当は何もかも知っているのですが
何回も何回も
やり直しされた私の行為
してはされては修正ペンで直す限り
上乗りするあな ....
永遠がずっと同じって意味なら
私はそれを望まないわ
だって今日よりも明日の私を
もっともっと好きになって欲しいもの
だからあなたの永遠
私が預かってお ....
知らない音がとびらをたたく
ベッドで薄目をあけたわたしは
なにも聞こえないふりをする
知らないひかりが窓からのぞく
つくえでまつげを伏せたわたしは
全部知ってるふりをする
夏と冬が ....
工場群のライトが、夜霧に色を与えていた。
ぼくらを前に進ませたのは無意味な赤信号。
あるいは冬の固い道路の上で、軽自動車に
箱詰めで向かった、廃墟となった工場の屋上から
貯水タンクの上から見 ....
SN 1987Aのスーパーノヴァは
16万年も昔の話
6歳の時に親戚の葬儀で
初めて別れの悲しみを知った
僕らは縹色の日々が
いつまでも続くと思っているけど
死神は夜を ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく
しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく
戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦争や殺人 ....
知ってる人は誰もいない
二階の僕の部屋
月を見るために外に出よう
君を連れて星空の下へ
じゃれ合ってたら 噛み付いたー
にらめっこしたら 噛み付いたー
ポッキーゲームで 噛み付いたー
肉球つまむと 噛み付いたー
足に足掛け オスになるー
くちびるめくると 黒 ....
これまでは恋人
今日からは友達
今は悲しみの方が勝っているけど
大丈夫だよ
心配しないで
決めたのは私
受け入れたのはあなた
楽しかったわ
....
争いは終わったよ
もう戦わなくていいんだ
いろんな人の血と血が混ざり合って
大地を染め上げた
みんなおんなじ色だ
ただ真っ赤に
ただ朱に
混ざり合って誰の血か分からない
....
他人の痛みを理解しようとして
無理して心の奥底まで覗き込む
其処には自分の顔が映っていて
今にも泣き出そうな顔だった
春の音が別れの時を読む
残された日々の短さ
二度と会う ....
時の流れ
人の気持ち
自分の気持ち
神様の気持ち。
緩やかに 激しく
揺れ動いては
何処を目指す?
目的地はいらない。
辿り着く所に辿り着く。
願わくばそこに
幸せを見出せますよう ....
君を想えばね
ほら
軽く ティッシュ一箱
いや 決して
決してね
いかがわしくはないさ
君を想えば僕は
涙だけでね
ティッシュ一箱 なんだよ
いや う ....
いつもそうやって
自分をごまかすのね
{引用=それは何用の仮面?}
ねぇ 時々は見せるの
自分の心
{引用=扉は開けないほうがいい?}
話してみれば
あなたの心の色
{引用=そんな ....
あまりに授業がつまんないから
後ろの方の席で
寝たふりしていたんだ
そのうち授業も終わって
学級委員の相馬君が
「起立」って言って
みんなの立つ音が聞こえてきた
それでも ....
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