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遠ざかる夏の約束今さらに水たまりに咲く蓮の鳴き声
失ったものなどひとつもないような ちいさな津波のあとのリセット
くちづけで透明なピリオドを打つ始まらないままの第一 ....
枝分かれしていく 夜の
長く、しなやかな腕は
わたしを覆いながら それぞれ
しだいにたわんで その先端からやがて
着地し、朝に触れる
不必要なほどに震える あなたの
声と、指先 ....
{引用=
きみがとなりにいて、まつげの
触れるくらいとなりにいて それは
おどろくほど退屈で いとおしい
午後で}
きのう、オジギソウが発芽して
日記にそのことは書かなかっ ....
水を、欲している
のどの ずっと奥のほうで
さかなが泳いでいる
季節が融けはじめていることに
気づいたときには もう
わたしのなかの海は 浄化され
沈殿していた過去があふれ出て ....
送電線の下をくぐって
アスファルトの海を
ぼくたちは、
泳いで、
はりめぐらされる
緯度や経度に
足をとられながらも
ひたむきに
日帰りの旅をくりかえす
ねむる前、ときどき
....
yuri.さんの望月 ゆきさんおすすめリスト
(5)
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【短歌祭参加作品】かげろふの、むこう
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望月 ゆ ...
短歌
22*
08-3-18
かさなりつづける、朝に
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望月 ゆ ...
自由詩
40*
07-11-28
そんなふうにして過ぎていく
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望月 ゆ ...
自由詩
56*
07-5-25
回遊、わたしのなかの、
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望月 ゆ ...
自由詩
58*
07-4-4
ブレス
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望月 ゆ ...
自由詩
55*
06-2-4
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