大都会の空は工事中
世間と言うのはnarrowか早漏

窓ガラス越しの景色をかじってガリレオガリレイ

健康食品に三万円
厚生年金拒否

やさいじゅうすを冷凍し巨乳をガツガツ食べまして ....
もう誰も興味がねーなら 俺達にその台風貸してくれ
倒壊した三味線屋 その瓦礫の下で共鳴中

泣らそう 泣らそう ベベンベン ベベン
泣らそう 泣らそう ニャニャーン ワォーン 

その音は ....
ありとあらゆる 方法で お前を試したのに
生まれる餓鬼は 悪意に 飢え
ましてや! 福音を 
若き女の 嬌声に 変え
おれに いやなものを 押し付けようとしている

それは 一次元上の 快 ....
蚊に咬まれたとこを
ぽりぽりかくから
皮膚がぼろぼろと落ちてくる
勿体無いから
集めて、練り固めて
ちっちゃいあんたを作って
あたしのペットにする

ペットは飼い主に似る ....
確かめるように差し出した
金魚引換券は
手のひらの熱で
もう、よれよれだ

  (ううん
  (いちばん小さいのがいいの
  (だって
  (いちばん大きくなるでしょう?

わがま ....
箱の中の砂嵐

無気力な夢

紙の上の世界

我儘な幻想

憂鬱な歌

強張った精神

邪な欲望

不確かな真実

絶望的な憧れ

断絶している意 ....
友達から葉書が来た
「マイナーチェンジしました。これからもよろしく。」
とあった

その友達に街で偶然会った
以前は、にこにこしていてよく喋る友達だったのに
妙に暗い
そっちのマイナーか ....
帰り着いて、パソコンを開き、眺め、水を飲む。
明日に残らないよう、ぐいぐい飲む。
窓ぎわにぴたっと頬をあて、熱を吸い取られる感触に浸りながら、街灯をぼんやり眺める。

一人の侍が、
街灯の下 ....
山の下小さな家があるのね
またその下清い小川があって
周りには白い石が転がって。
流れる水音は空に歌になって
私の胸に染みるのね。
そこに私がいるのね、私の国に。

眩しい朝日ざしを鳥が ....
懸賞好きの母が
手当たり次第に応募している懸賞が当たった
「サナギ一年分」だそうだ

当然母は家族からさんざん責められた
そんなものが一年間も毎日送りつけられたらたまったものじゃない
特に ....
あんたが欲しがるもんは
全部あげた
せやろ?
欲しいもんは
全部あげた

あんたが欲しがるもんを全部あげたら
あんたはもう何にも欲しがらんようになった
あたしが何を聞いて ....
よく覚えていないが
知り合いの知り合いが盲いたそうだ

その機には親族が集い
里芋や菊の花を毟ったものを
軽々しくさっくりと揚げた

盲いた知り合いは油モノは苦手だったが
その日だけは ....
小さい頃からお世話になっていた診療所には
セイコさんがいた

しなびた手のお年寄りで
診療所の奥で薬の調合をしたり
患者がいなくて暇な時は掃除をしたりしていた

小さい頃はよく風邪をひい ....
この石ころは
どっから来たんかな
遠い遠いまだ教科書でしか見たことない
ヨーロッパとかから
来たんかな

学校帰りの小学生や
ちょっとムシャクシャしてたおじさんや
いろん ....
まずは色金山で軍議だね
そして首塚
次は血の池で
槍ではないけれど
互いの刀を洗いっこしよう
その後に
足湯でご機嫌になってから
あの大きな観覧車に乗ろうか
人嫌い激しく
人の多い事に閉口してしまう
どうして皆はたくさんの人の中で
それぞれ別々の会話をする事が出来るのだろう
・・・
僕に向かって夢がある様に人は言う
本当はとっくに消えてしまって ....
頭が悪そうな変な色のカクテルを
少しずつ飲んで
気分高めて夜の部屋にようこそって
どうだろう

明るく照らす月も今夜だけの満月
隣まで引きずり降ろせば
僕だって輝く星になれる

派手 ....
          ぴぃん ぴぃん ぴんぷる ぱん
          ぴんぷる ぽんぷる ぴんぷる ぱん



くらがり ひろがり つきあかり
くるくる わたしの すぽっとらいと

 ....
薄墨で描いたよな枝川沿いであの横顔を思い出してる 本屋で写真集を買って売り出し中のアイドルと握手した。
机の下で何度も掌をジーンズにこすりつけているのを目撃した。
私は負けない。


吉牛で奮発して卵をつけた。
おもいっきし卵の殻が入って ....
ぼんやりとした光が
畑を一面に降り注いでいます
真っ赤な郵便局のバイクが
畑の中を通り過ぎて行きます
なんだか春らしい
道の草が風で揺れています

ゆるやかに道が曲がっています
雀が私 ....
デイケア、僕はひとりぽつん、いつもひとりぽつん。
浮いているのには生まれてしまった時から慣れていたよね。
だけどね、その日は違ったんだよね。
女の娘が話しかけてくれたんだね。
名前はUちゃん。 ....
空落ちて青に融けゆく我が翼

The sky falls off Heaven
My wings, melting as if driven
Into the Blue


つま先の打ち ....
シロイ、

がたくさん

シロイがたくさん

かさなっていて

シロイのむこうに

エイエンがあって

エイエンが

ケハイを

ころしながら

 ....
ゆふぐれ
ふみきり
みずたまり


おむかえの
はは、したがへて
黄いろいぼうし
せおう赤


あたらしいくつ
よごさずに
じょうずに
とべた、よ


はがいっぽん
 ....
子供達は
頭の大きさほどのばくだんを抱え
海辺にたどりつくと
次々とそれを投げ込んだ

ことごとく不発のそれは
波に飲まれ
海はあざ笑った

次はよく破裂するものを持っておいで

 ....
今までも全部嘘です風呂上り


春深し貰ったカーディガン捨てる


鳴き声に顔を上げればカタツムリ


うらめしや小龍包の破れ汁
ゆきどけの朝日へさえずる小鳥たち







 
ゆう焼けへ いちりん 帰宅ラッシュだった
階段で圧力に耐えかね
ひょろ長い女の背を
あわあわと胸で押してしまった

(押すなよおっさん!

おっさんではない
武士である



{ルビ法度=はっと}に ....
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