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        起床時に脚のすじがひきつってさぁ
          散歩時に亀背がこわばってさぁ
        それでも所作がいとおしくってさぁ
ねぇ ねぇ ちよっと そのことできみはどうお ....
    庭隅のさざんかがぽっとり落ちている
           古戦場の血糊のように
ときいろだったわたしの季節も萎えてしまった
          老犬のくちもとのように 

   脳髄 ....
あのころは
     あすもまた
<時>が出産をかさねる
  とおもっていました

このごろでは
      あすもまた
<空>が流産をくりかえす
  とおもう ....
ねこがにわすみでうかがっている
おいらのこころもうかがっている
   いぬが犬小屋でほえている
  おいらのこころもほえている

 はるのあらしが狂気するなかで
 いたいけなはなびらはさま ....
    いつであったか忘れてしまいましたが
かって「死と生を考える」というテレビ対談で
   上智大の教授であったA・デーケン氏は
     アナウンサーに答えられていました

       ....
ゆめの丘のひだで
   呑ん平のように
おのれの齢をわすれている
    セピアいろのねぼけ顔がある

ゆめの海のうえで
   ウインドサーファーのように
おのれの齢を誇示している
  ....
        みることは きくことです
     きこえることは みえることです
   そして おもいが なみうつことです
 
    そのうえ くちびるをむすぶことで
 とびかう よじげ ....
        はるかに遠ざかった
     その日から跡をつけてくる
    くらしのひびきとは無関係に
     名前も顔も知らないものが

        それはひょっとして
    ....
声にも色があるとわかったとき
こころはからだを染めあげて
ある種の風格に酔いしれるのですねぇ

そして

感覚を手元で醗酵させるとき
からだはこころをもちあげて
ひとつの見識に支配され ....
A-29さんの信天翁さんおすすめリスト(39)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
四行詩(抄)Ⅱ- 信天翁自由詩106-3-27
四行詩(抄)Ⅲ- 信天翁自由詩106-3-23
四行詩(抄)Ⅰ- 信天翁自由詩106-3-20
四行詩(抄)- 信天翁自由詩106-3-18
迷路(九)- 信天翁自由詩106-3-13
落人の詩(十七)- 信天翁自由詩106-3-12
時の重さ(⑲)- 信天翁自由詩706-3-9
黒い崖(8)- 信天翁自由詩106-3-7
冬の窓(8)- 信天翁自由詩106-2-7

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