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遠くを思う

思うが積み重なる

それは思う時間で

測定される


もしかして人間って奴は

がらんどうの愛のなかを

すさまじい時間をかけて

きらめいたりしずんだり ....
線路にはひかり

ホームには

風鈴がなびいて

夏の音をたてている


春のような夏の幻視

影だけしずかに

夏をだまらせている


線路にはひかり

ホームに ....
七月の空

この空虚

大人しい光

さすらう駅前の

若者たち

その群れ

爆発や地震

どこかで

バイブレーション


愛を重ねて

豆腐屋のラッパ鳴 ....
荒野だと思えば

ここはそんなところだ

悲しみは哀しみに

それが営みというものだ

ひとりではないのに

ひとりに酔いしれ

それが生身であるということだ


七月の ....
東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて


おおきく寝ている


東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて
アキコの場合も

どんな言葉言っても

すべて受け入れて

よけいに気持ち強くなっていった

おなじものを感じます


あれっていったいなんだろうね

正しいことがどうのこう ....
くちなし

花の粉

白の香り


さよなら

六月の太い風

さよなら

六月の深い闇


くちなし

花の粉

白の香り
音大生とつきあったことがある

NTTのとか、東京海上とかもある

大学や会社と付き合っていた訳じゃない

深層心理では、そうなのかも知れない


新緑の影が濃くなる

そのした ....
ぬるい風にたなびいた

四月の濃淡とくもり空

街にはみどりの幽霊が

夏への影を蓄えている


坂道を駅へと下る

君は春に近い夏に通う

バスに追い抜かれ

身を小さ ....
ロカニクスさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠くを思う- 吉岡ペペ ...自由詩507-7-30
越後湯沢にて- 吉岡ペペ ...自由詩307-7-28
この世のすべてに- 吉岡ペペ ...自由詩107-7-17
群青のサンドウィッチ- 吉岡ペペ ...自由詩807-7-12
朱い月- 吉岡ペペ ...自由詩307-7-8
転送- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-24
白の香り- 吉岡ペペ ...自由詩307-6-22
チェロ子- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-25
春に近い夏に通う- 吉岡ペペ ...自由詩207-4-21

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