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雨がひらき
匂いは昇る
あたたかく 甘く
光になる


白い歯車
心をまわし
雲の映らぬ涙になる


手のひらの空に繰りかえし
現われては消え 叫ぶもの
二分きざ ....
鳥は散り
鳥は集い
陽はふいに翳り
道は 光の水たまり


淡い土の熱
影のまばたき
鳥はまた散り
一羽一羽 空になり


夢の音を聴く
外に重なる
覚めつづけ 覚 ....
一度も入ったことのない時計店が
空き家になっていたことを知ったとき
この街を動かすからくりのひとつが
もうもどることはないのだと感じて立ちすくんだ




雲はなく 風は冷たく ....
まとわりついてくる光の粒を
まとわりつくまま歩き出せば
光はしびれをきらしたように
ぽつりぽつりとうたいはじめる


ああもうこんなに沈んでいたのか
足を持ち上げ
足のかたちが ....
ロカニクスさんの木立 悟さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜のころも- 木立 悟自由詩1007-7-27
ノート(彷光)- 木立 悟自由詩407-5-30
温景- 木立 悟自由詩507-5-2
ノート(熱芽)- 木立 悟自由詩907-4-17

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