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初夏の山は
いいにおいをしたものを
たくさん体の中に詰めて
まるで女のように圧倒的な姿で
眼の前に立ちはだかってくる
たまに野良仕事をしている百姓が
山に見惚れていることがあるが
....
深夜の病棟の廊下を
患者を乗せたベッドが幾つも
音もなくしずかに漂流していく
あれらはみな
モルヒネを投与された患者なのだそうだ
おっこちたりしないように
きちんと縛り ....
ロカニクスさんの吉田ぐんじょうさんおすすめリスト
(2)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
初夏
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吉田ぐん ...
自由詩
43
07-5-17
病院の海
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吉田ぐん ...
自由詩
11
07-4-25
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