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冷蔵庫の中に沈む午前三時の闇
車座に向かい合って呟き交わす僕らの言葉を
陰鬱に笑うオレンジ色が
少しずつ噛み砕いていく


(僕たちはどのくらい現実なのだろう)


昨日
 ....
海の音は巻貝の中に閉じ込められた夢の残滓である
それは耳の奥で息を潜める
息を
息を潜める渦巻いた器官のひそやかな記憶である

僕は肺魚の涙
細かな砂粒の上に身を横たえて
黒曜石のつやや ....
ことうさんのUtakataさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Récit- Utakata自由詩506-12-13
沖に嘆いた- Utakata自由詩306-12-1

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