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ひくく香りは 風の帆を駆け上がり
瞑っているもやの巣の中

はやく運ばないと
息を つのらせてしまうから

どこかに隠れていた
泡の綿帽子が

ささやきを運んでいく
いえでします
と書き付けて机に置いた

小学校に とりあえず向かう

誰に叱られてだったか
何故か知っていた 家出というものを
はじめて決行した 小学一年生の時

きょろきょろみた  ....
コルクにあわせた
瓶などないのに

飲み ほしたら
捨て去られるだけなのに

杖のように立って
流れていかないように

静かに仕事をしている

歌われないことなど
気にもしない ....
kazさんの砂木さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
告白- 砂木自由詩14*07-6-14
読まれない書き置き- 砂木自由詩22*07-2-18
コルク- 砂木自由詩14*06-11-3

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