すべてのおすすめ

つめたい交わり 踏切だけで三十の詩が書けるという人は
亡霊のような突き指をする


エール飛び交うマウンドで少年たちの夢を食べる獏は
消化不良で怒り目になる


お菓子をどう ....
高校生活のころ
湿気高い、と書く癖で
わたしの詩だと読みあてた人は
乾というキザなネームが合わなくておかしいと笑う

 貴方には才能があります
 がんばってください

一晩中ふるえてか ....
底ふかい
ながれる霧の
亡失のよあけに
サインのかげりがうかびあがると
ゑづは
狂いはじめ
つよくあしでまといの舌苔
怪訝と
したたりで
烏合を吐きだすつぶてに
そまる


 ....
わたしはかならず
まいります

            ( わたしなど忘れて
どうぞ握って
こぼれてください
もうすぐ
/わたしの
波打ち際で

ひたすら
ひたすら
なんときた ....
レモン色のチューリップが
それは雨天のせせらぎであって
顔は飛沫(しぶき)をはじいていたのです

あなたは最初の花ですか
植物図鑑のはじめですか
あなたは「赤」のはずなのに
あなたの夢み ....
=サブタイトル(おもてとうらからみる物のかたちや色が異なるせかいで)



わ た し は み る



それはわたしの至高をおしひらく ひとしずくのデッサンだから
さわるリンカク ....
せめて はいさぎよい
悔いにのみこまれてもその上に震えたつ
涙もかれた花のいろをしている

せめて はもとめない
とうめいになったからだで小さなものたちを拾う
どんなにこぼれても心のあ ....
わたしの黒が
ひかりを拒んですすみつづけた
広大なじゆうで感じた
はじめての深海のおもみに
いまにも息をつぶされそうな魚みたいに
いのちの淵からあえぐ自分がよぎった

黒いへやでわたしは ....
きづく
星と椅子とで
いつか生きた証をとおもっていたひと

息吹く緑に
ひかりと風がふりそそぐ

問いはない
おだやかな招きがまぶたをおさえる

五月
まばゆい魂の軌跡にうなされ ....
理来さんの乾 加津也さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いち/にち- 乾 加津 ...自由詩8*11-9-27
乾く- 乾 加津 ...自由詩21*11-4-27
ゆめのゑづ_(幻肢の砦たち)- 乾 加津 ...自由詩14*11-4-18
あふれるころ_(幻肢の砦たち)- 乾 加津 ...自由詩8*10-11-27
レモン色のチューリップが- 乾 加津 ...自由詩14*10-9-22
イデア流星群_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩3*10-8-14
わたしと__せめて- 乾 加津 ...自由詩16*10-8-5
ブラック・コンディション- 乾 加津 ...自由詩3*10-8-4
いつかの一葉- 乾 加津 ...自由詩7*10-7-29

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する