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のぞいてごらん、おまえは蓮華畑で興奮している、鼻腔を刺激する春の芳香のなかで、何かを追いかけ、また何かに追われて、ちいさな蓮華の花を踏み潰すたびに熱くなっている、いけないことをし過ぎて気持ち良くなった ....
椿の花が首折り零れ 足踏みしていた夜が 膝を抱え込むように小さく、小さくうずくまって いつの間にか シャボンのように消えたので 蛇口を捻って顔を洗い、手に掬った冷たい水を飲んでから、一万、四千二百、十 ....
くろに燻ったぼくのいかりと、きのうのゆめが
ちらかったなつのよる、小さなさんぶんをぬりつぶします。
くれよんとかえんぴつをなめて、蛍のうみをえがこう。
あじさいのはなびらが、 ....
いっしょに
空を飛ばない?という声に
ぼくは怯えた
だけど
あの雲のうえには
どんな花が咲いてるのか
ちょっと知りたかった
そういえば
この ....
1
・
・
羽虫の亡骸が
そらに・うかんでる
・
・
・
親指と
人差・指でつまむ・
....
こえ、
ぼくを剥いてゆく
この
あかぐろい
にんげん、を
剥いてゆく
こえ、
きみの
こえ、
ふたしかな
やさしさ
ぼくの ....
羽根のはえた指で
不透明のやわらかい
やわらかい虚無を撫でながら
ゴウゴウと吹きあげる
おおきな風を
待ってる
やあ、とか
ほう、とかって
羽根のはえた指で
お前 ....
許さないで下さい
机の上に転がる
果実に写った柔らかさを
ひかりの落ちる
ひかりの中で
願わないで下さい
薄く濡れたままの便箋や
握りやすい万年筆に
触れようとする
その小さな手 ....
新谷みふゆさんのはらだまさるさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
収穫
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はらだま ...
自由詩
13*
07-9-28
花瓶の底、龍の眼(改稿)
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はらだま ...
自由詩
4*
07-9-27
やせいのなかでおどれ
-
はらだま ...
自由詩
25*
07-6-30
ハピネス。
-
はらだま ...
自由詩
19*
07-4-16
ラジオと羽虫
-
はらだま ...
自由詩
23*
07-4-9
こえ
-
はらだま ...
自由詩
20*
07-3-15
歌
-
はらだま ...
自由詩
15*
07-2-23
ひかりの落ちるひかりの中で
-
はらだま ...
自由詩
13*
06-11-1
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