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もう二度と
会うことのないであろうひとを
思い出させるように、蝉時雨

誰、と決めず指定せず
つぎつぎと浮かんでは消えてゆく
顔と名前と時と場所

じっくりと、はっきりと
立ち止 ....
ひとの心に降るという
ましろな雪に
触れたくて
ずっと
ひとの命に寄りそって
ひとの命を
慕ってきたけれど
それは
もしかしたら
ひとの命を奪うことに
なっていたのではあるまい ....
武富諒太さんの千波 一也さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蝉時雨- 千波 一 ...自由詩514-8-30
暴風域- 千波 一 ...自由詩614-2-26

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