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ドトールの片隅の席 揉み消した 今日の吸殻 君への想い
席を立つ後ろ姿に映る影 君への未練まだ捨て切れず
月照らす家路の途中 何か落ちていやしないかと俯き歩く
誰もいぬ部屋の明 ....
空高く猫背を気にして君を待つ約束の無い公園通り
枕抱き眠りにつく初夏の宵 夢に見るのは君の曲線
色男ため息ついて開かせる女の心と財布の紐を
カラオケで悲しい曲を歌ってはそれよりマシと ....
祖父は戦争で韓国から強制徴用され
月も眠る夜に専制君主の目を盗み
田舎の山奥の炭鉱を逃げ出した
今は亡き祖父の苦労は想像することも出来ないが
ある頃に祖国の弟にトラクターを贈ったらしい
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