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 .... にかいからおちてくるめぐすりをみあげていた
おさしみにはなりたくないといのるさみしさ
かごのなかのさかなびんにうつした
内臓を散らかしたような空が見えたから
遠い海の色を想像していました。
しばらく見ていると増殖していく雲が次第に均一に伸びて行った
排水溝から枯葉。季節が流れ込んでくる。

冬になった ....
漂う迷いが残していた幾つもの線は
決して振り返ることは出来ないから
持っている紙が柔らかな紙になって
自在な形を折りたいと考えていた。
秋雨

影は
よると重なる

夜明け
カラスたちの声を信じることから
始めよう
引き戸の開く音


そうして一日が始まる
北大路京介さんのseniriさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メモ- seniri自由詩4*12-12-26
にかいから- seniri自由詩1*12-11-27
過去B- seniri自由詩3*12-11-18
折り紙- seniri自由詩6*12-11-16
無題- seniri自由詩4*12-11-7

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