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もし僕が君の瞳になれるとしたら どういう世界がうつるんだろうか

もし君の心が盗めるとしたら どこに隠しておこうか

僕は身に余る沢山の夢を持っていた 海の向こうに新しい地平線が見えていた
 ....

家へ帰って早速チューハイを冷蔵庫からおもむろに取り出して

さて昨日の枝豆はと見るとなにやら白いものが付着している

黴の生えた人生 ふと自分のことを思う

人に期待もされず人にも ....
僕は夢見る人が好きだ 当然僕もその種族だろう

ただ夢を見ながらも 自分と正対できたらいいと思っている

夢を見る自分を受け入れ それでも夢を夢となずける強さがあれば

毎晩暑苦しくて 真 ....
またひとつ哀しみに満ちた爪を拾う

またひとつ絶望で破れたこころを拾う

あなたの夢は何色ですか
僕は君をスキャンしてもう一人君を作ってしまった
とても素直で良い娘だ ちょうど昔の君みたいに

3Dプリンターは存在しないものは作れないんだ
僕はまた恋をするだろう 3Dの君に

そして携 ....
僕は壊れたラジエーター星間飛行もままならぬほしのまにまに愛と彷徨う

ひかり差す君の右手を握りたくて闇に左手売り渡す

愛人とエデンの園をさがしに行くそれは太陽系の第三惑星

この街 ....
哀しい村を過ぎて丘を下る 教会の鐘が鳴る午後 マリアは涙を流す

礼拝堂は空虚で まるで僕の心みたいに 遠近法を失っている

君の庭園はとても静かだ 静謐という名の永遠

遥か高みを鳥が横 ....
小魚の様に無心に生きる 花びらの様に綻びる 風の様に巡り 夏の様に燃えさかる
春の様に流れ 雪の様に舞う 歴史の様に積み重なり 光の様に消滅するのだ

その姿は見えない 誰にもさわれない 湧き上 ....
それは精緻に造形された官能の器官 僕は甘い夢をみている
君かどうかなんて問題じゃあないんだ その器官が好きなんだ

限りなく蠱惑するもの 熱く潤うもの 淫らな小宇宙
僕だけのマスコット ....
華やいだ季節が過ぎて 気がつけばまた一人

一番確かなことは 誰も僕の内面を知らないってことさ
まあお互い様だけどね

君は僕と違う橋をわたる それぞれ別の国を夢見ている
行きずりに眼 ....
かつて夏の日に幾千万の蝉たちが空へかえった 
その日の灼熱はすべてを焼き尽くした 八月の焦土

大きな鳥の影が空を覆いポトリと卵を落とした
破壊と悲惨の卵 子供たちを奪い去った卵

何の大 ....
夜の光沈黙の歌冷たい道

お月様風にながれて一人旅

ふち子さんちょこんと座るマイコップ

愛しさを花びらにかえて月の夜

宇宙の種をはこんでくるのか流れ星

空虚なる心を照らす月 ....
流しにうず高く洗われぬまま放置された食器
とりあえず洗濯はするのだが部屋干しのまま畳まれることはない
読まない新聞が玄関に散乱している

居間の一角は得体の知れない整理しかけの古本がうず高い
 ....
その鳥には名前が無い 永く忘れていたのかも知れない

その馬には乗り手がいない あまりに荒々しいから

その石には角が無い ずっと転がってきたから

僕は銀河の鳥の名前を知りたかった
 ....
しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって

姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオー ....
風が身の幅を寄せて悲しみを吹き渡る

蒼白な月はちょっと捻じれて孤独をうたう

僕たちは崖っぷちを降りたらしばらく水平を保って喀血する

航路を失った船は喪失を柔らかく受け止めて輝き

 ....
海原は果てを知らない だって地球を何周したって終わりが無いんだもの

地球は平面でその果てに大瀑布があるって そっちのほうがよっぽどスペクタクルで面白いが

空は蒼くその果ては悠久に続いている ....
写真の裏を見ると75年8月とある

セピア色の時間が流れている

若き日の自分と対面する

少しは成長してきたのだろうか

自分に問いかける

かなり厳しい時代もあったが ....
深い深い海の底に僕の故郷がある それは静かで暗い世界 すべてを押し包む沈黙が支配する

僕は光のサインで話す 君の眼に僕の言葉が映るだろうか

ひらひらゆらゆら僕は泳ぐ 強大な水圧のなかひら ....
海馬が海を欲しがる
海馬が馬を欲しがる
僕は君を欲しがる
非常に脈絡がないが整合しているさ
君の内臓を貫いて心臓へ達する
もちろん致命傷だ
それが僕の返礼
海馬は賢いんだから
海馬は透 ....
仄かに月は翳りようよう薄明が始まろう
短縮された歴史はこの一点に凝縮する
ストレンジデイ 僕は 獣になっていた
フロイトに精神分析されている夢をみる
そう僕の中の彼女を苦しめてはいけない
僕 ....
よく異性との友情は有りかという質問がなされる 僕は有りだとおもう

僕の女友達はみんな魅力的で大好きな人達だ

いつもカラオケ仲間の昭子姉さんは体格は力士性格もそのまま豪放磊落だ

夏絵嬢 ....
ぼくはきのうまでのじぶんは嫌いだ だからブログをはじめようとおもった

ぼくはあなたのブログがだいすきだ だからブログをはじめようとおもった

金魚のことや植物のこと 夕陽のことや病院のこと  ....
ひとはうまれたしゅんかんから 死にむかってはぐくまれる

死ぬための生 それが真実かもしれない いきるよろこびは死と明暗なのかもしれない

ものごとにはじめとおわりがあるように

人にもで ....
ねえ お味噌汁の具って なにがいいと思う 君が尋ねる

そうだなあ なめこや納豆汁 かぶなんかもいいね

僕は味噌汁の中に青汁をいれて飲んでいる 青臭さが消えてのみやすいから


そんな ....
きみのゆかた姿が見たくって 誘った夏の金魚花火 まつりの雑踏の中に 大好きなきみのうなじ

手と手をつないでぶらぶら歩く でも知ってるんだ きみが想いをよせてるひとは俺じゃないって

いとしの ....
幼い子供達とはあまり遊んだことがなかった 家のローンがのしかかっていた

人生でもっとも不要なもののために 一番大切なものをないがしろにしていた

時代の風は遥か家族の上空を吹き過ぎて行ったさ ....
真夜中に水を打つ音が響く 銀河を泳ぐ魚だ 闇と光のはざまを 滑らかに泳ぐ生き物

それは大宇宙の命の迸り 新しい生命を育む 循環だ

オーロラに彩られ 奴らは泳いでゆく

生命の慈し ....
銀月夜の人魚

ほろほろとほろほろと波打ち際で泣いていた 人魚は何が哀しくて 月夜の浜でひそやかに

恋の痛みもありましょう 生きる辛さもありましょう こっそり夜風に伝えましょう

誰に涙 ....
忘れてしまった時がゆっくりと蘇る

もう鋭い片鱗も無い 優しく語り合ってゆく

巡り会うそして 慰めあって生きようとする者たち

そう僕たちは回遊魚なんだ 自由を酸素として 常に泳ぎ続け ....
北大路京介さんの梅昆布茶さんおすすめリスト(521)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人生は不思議だね_- 梅昆布茶自由詩1213-8-22
- 梅昆布茶自由詩613-8-21
夢見る人- 梅昆布茶自由詩1513-8-20
爪きり- 梅昆布茶俳句113-8-19
3Dプリンターの悲劇- 梅昆布茶自由詩11*13-8-16
夜間飛行_星のまにまに- 梅昆布茶短歌413-8-16
千の丘を下る- 梅昆布茶自由詩1513-8-15
澄んだ水に- 梅昆布茶自由詩1413-8-14
いとしの身体器官- 梅昆布茶自由詩213-8-13
遠く雑踏を離れて- 梅昆布茶自由詩1313-8-9
八月の子供たち- 梅昆布茶自由詩1813-8-8
真夜中の句集- 梅昆布茶俳句113-8-8
やもめの星- 梅昆布茶自由詩1613-8-6
銀河の鳥- 梅昆布茶自由詩1013-8-4
ショッピングモールへ行く- 梅昆布茶自由詩513-8-4
シュールな月が零れる夜に- 梅昆布茶自由詩713-8-4
茫洋- 梅昆布茶自由詩1113-8-2
セピア色の時間- 梅昆布茶携帯写真+ ...613-8-2
深海魚- 梅昆布茶自由詩7*13-8-1
海馬- 梅昆布茶自由詩713-7-31
薄明- 梅昆布茶自由詩613-7-31
女友達- 梅昆布茶自由詩8*13-7-30
君のブログが好き- 梅昆布茶自由詩413-7-29
はぐくまれしもの- 梅昆布茶自由詩713-7-28
味噌汁- 梅昆布茶自由詩1813-7-27
金魚花火- 梅昆布茶自由詩1213-7-25
家族の肖像- 梅昆布茶自由詩1213-7-24
天空の魚- 梅昆布茶自由詩913-7-23
銀の月夜の浜辺には- 梅昆布茶自由詩913-7-22
赤い靴- 梅昆布茶自由詩713-7-21

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