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横腹を
何かが
うごめいている
首筋を
何かが
這いまわっている
得体のしれない
何かが
巣食うからだ
得もいわれぬ
何かに
魅せられるこころ
....
世界の片隅に
埋もれて
つらつら物思い
世間しがらみ
離れて
ふらふら風来坊
生きているうち
埋没しそうな
絶望的切望
生かされてるうち
観じるような
実 ....
ココロのコエは
悪夢のような
繰り返し
始まりは遠く
際限はなく
ココロのコエは
真っ白く
しろくしろく
燃えつきたけど
なおしずかにひびく
ココロのコエは
今ここに ....
末期の日まで
夢を見よう
永遠につづく
時空を想って
末期の日まで
考えよう
次なる世への
不安と幻想
来し方行く末
めぐる世もまた
生死あり
末の世ひと夜
め ....
死は
手のひらから
始まっている
広げて見る
手のひらは
侵されつつある
ただ
ひたすら
手のひらを見る
苦を
手のひらで
かみしめる
握るもの ....
「旅人よ
うしろには
できたばかりの
道がある」
道はあるけれど
道は何も語らない
歩いてきた道を
ふり返って見つめたりはしない
つぎの一歩をふみだすたびに
その前の一歩は
....
心きゅうきゅう
キュウキュウ鳴いて
きゅうきゅう詰め
頭くるくる
クルクルめぐり
来る狂う気配
体きりきり
ギリギリいっぱい
きりきり舞い
魂しんしん
心身の
深 ....