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枯れてしまった花々が横たわる道端で
明日来るバスを待っている
夕方まで降り続いた雨のせいで
街は水のにおいがする
ターミナルのベンチはわたし一人
これ以上誰もやって来ることはない ....
あそこに星が、と
きみのさししめす指があわれで
ぼくはこころで百万粒ほども涙をながす
なにもかもまっしろなこの部屋で
きみはそうしてはるかかなたを眺めているのか
生き ....
青白く痩せた肉体が
強い熱で焼きつけられたような木立の影
生命の湿気を含んだ呼気は
生まれたそばから掻き消えてゆく
君の祈りを
君の祈りを
君の祈り ....
膝までの深さの
泥水のプールに
君と潜ってはしゃいでいた
君と潜ってはしゃいでいた
僕たちは19歳で
怖いものなんか何もなかった
僕たちは無敵で
青春は永遠だった ....
このぼくのこころは
このぼくの鼓動は
このぼくの興奮は
このぼくの足跡は
衝動は
焦燥は
終焉は
再生は
あたらしい言葉を
燃やせば
古い皮質が ....
北大路京介さんのホロウ・シカエルボクさんおすすめリスト
(5)
タイトル
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カテゴリ
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日付
夜明け前、記憶の中で明日を
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ホロウ・ ...
自由詩
10*
16-5-2
流星群
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ホロウ・ ...
自由詩
7*
15-2-11
歯痒さで発芽する
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ホロウ・ ...
自由詩
8*
14-9-3
夏の死体に埋もれて
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ホロウ・ ...
自由詩
12*
12-11-12
生きてるかぎり書けるもの
-
ホロウ・ ...
自由詩
9+*
12-5-14
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