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朧な碧い部屋で
私、夢を見ていたのね
溜息一つ、デキャンタと冷めた灰皿
白いレースで覆い隠されて
私の全てが嘘みたい

スローでムーディな音楽を
誰と聞いていたかしら?
花の名前のグラ ....
街の灯がまた今日を弔うように
一つ、また一つと灯り
夕景は影を朧に消していく
名残惜しそうに街が死んでゆく

薄暗いベンチの隅に捨てられた
誰かの指のような子供の笑い声

今日も死ぬ前 ....
白いワンピースが揺れていました。
荒れ狂う怒号と崩れる瓦礫の山の中で、
白いワンピースが揺れていました。

もう動くものの無い街を照らす太陽が、
真上にまで移動して、
少女のうな ....
微かに響く鐘の音
哀しいその音に何を祈ればいい?
縋り付く必要も無い

この先から見えてくるだろう
痛み、憂い、泣くことの答えが
そしてその意味が

私は、ただ立ち竦んでいた

こ ....
北大路京介さんの智鶴さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アラスカ- 智鶴自由詩5+12-6-12
影の孤児院- 智鶴自由詩210-1-30
少女- 智鶴自由詩2*07-6-19
弔い- 智鶴自由詩6*07-3-4

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