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足元にはあんぱんのゴマが散らばって、
ガラス越しの地下街は盆ちょうちんのように繰り返されて、

繰り返されて、

加減の利かない照明と、
可でも不可でもない音楽と、

安穏とした空気の　.... ガンダムのプラモが砂浜に突き刺さっています。


（（（僕の時代は終わったんだ）））


昨日、山下の友人にパクられて、
泥んこにされて、
右腕へし折られて、
自転車のかごに入れられ　.... 波打ち際にゆきちゃんがひっそりと立っています。
おまえ誰やねん。
ゆきちゃんです。

ゆきちゃんがそう、答えました。

／／／

２５世紀の春、消滅寸前の太陽のもと、
ゆきちゃんは草　.... 帰り着いて、パソコンを開き、眺め、水を飲む。
明日に残らないよう、ぐいぐい飲む。
窓ぎわにぴたっと頬をあて、熱を吸い取られる感触に浸りながら、街灯をぼんやり眺める。

一人の侍が、
街灯の下　.... はなさか爺さんのこぶは悪性の腫瘍だ。
だから｛ルビ喫緊＝きっきん｝に手術を要した。
けれど、爺さんは聞く耳を持たない。
聞く耳を持たないから、耳をナイフで切り取った。
赤いものがきれいに飛んだ　.... 音のない世界がないことに気づいて音子が絶望した時のように、今日は、チキンカツカレーのルーのかけ具合が一定でない境村さんという食堂のおばちゃんに絶望している。

リリカルで涼しい男ではない。
ナウ　.... 曖昧さの重要性を再認識したので、
その曖昧さを定性的に捉え、
体系化し、
ついでに定量化してみたらスタートに戻った。

そんな思考の繰り返しに｛ルビ辟易＝へきえき｝したので、
その辟易感を　....
北大路京介さんのひろっちさんおすすめリスト（7）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パン屋- ひろっち自由詩5*07-6-18
プラモ- ひろっち自由詩3*07-5-17
ゆきちゃん- ひろっち自由詩11*07-5-16
割と自堕落な二十代後半の俺の精一杯のふるまいの一端を垣間見た ...- ひろっち自由詩8*07-5-2
ルーレラ- ひろっち自由詩5*07-3-18
_[_pkr_]／パンカー- ひろっち自由詩3*07-3-17
極√嵐山＋α／キョクルートアラシヤマプラスアルファ- ひろっち未詩・独白3*07-3-16
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