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ぼろぼろ
ぐずぐず
もさもさ
私の作業は
すべて
いつも
こんな感じ
なのかな
うん。
まあ、
悪くは
ないんじゃないかな
月が落ちた。
空が白み、日が覗く。
夜は静かに走り去り、
朝が明朗に声を上げる。
人々はその下で瞼を持ち上げ、
安らかな夢の腕から起き上がった。
一日の始まり。
この真っ白なピースをひとつひとつはめてゆくみたいに、
私もあなたの難解な心を少しずつ少しずつ
埋めてゆけたらいいのに。
一瞬より長い。
でも永遠より短い。
何年経っても
きっとずっと忘れない、
そんな夏の思い出がある。
夏ですね、
そうですね、
何とはなしに
呟き合えることの
愛しさ。
小さな穴
こっそりと覗く。
膿んだ傷痕をいとしむのは、
私がまだ、大人に成り切れていないから。
近くにいるときよりも、
離れて過ごしているときの方が、
もっと ずっと
気になるものなんだなあ。
浮き足立ってる。
たいして暑くもないのに
鼻の頭に汗をかいた。
くしゃっとあの人が笑ったとき、
私の世界は 一際輝く。
目の輝きがレンズ頼りになって、
小さなポーチに小物を詰めて、
逆睫毛をひっくり返した。
前髪を切りすぎて、
眉毛の端がちょん切れて、
頭が少しだけ軽くなった。
でもまだ心臓に毛は生えな ....
もうすぐ別れを告げるのどかな色合いに、笑顔が零れる。
嗚呼、
私のふるさとは美しい。