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あわただしい厨房からようやく出てきたカキフライを
口蓋を火傷しながら詰め込み食べ
待たされた客はそれでいて味が分かった顔で頷きながら
口ぎたない罵倒もついでに口から飛び出して
熱々の油に浴 ....
薄紅に染められた唇で
君の白さは穢されている
それを嬉しがる君がいて
散る散る花びらの多さに
紛れた君の横顔を
探したけれども見つからない
はかなくて白くてそれでいて
美しかった ....
迷子の放送かけても分からぬ
親猫離れて迷えるの?
迷子 帰れるか分からない
帰る道はどこだろう
その道の先にあった光や闇やそのほかのものも
手さぐりでは触れるはずもなく
だけどそれ ....
ラピスラズリの空を行く
手を伸ばしても
届くはずがないよ、ラピスラズリ
押し出され落っこちる紫のつぶつぶ
かきあつめ
粉々のはかない城を作った
城は片端から波にのまれ
周りの白い ....
もはや地上は眼下に小さく
自分の力じゃ降りれません
下降風を探すのですが
蓄えた血も尽きてきて
もう残りわずかと知ってます
高く飛べる鳥を羨ましく思ってはいたのですが
高く高く鳥を ....
遊び星
なんのための遊び星
空を飾る星々の
いらぬ光をもらってる
ゆらゆら軌道を変えてはまわる
空に模様を描いている
空に羽を描いている
空から落ちるたくさんの星屑
流れたはずの星が戻ってくるの
あのほうき星
スイングターンをして戻ってくるの
ながれた命の象徴
同じ空を見上げて同じ星を指さし
あれはお父さんだよお母さんだよ
お兄ちゃんだよ一番小 ....
オルガンが響きわたる
神聖の声
共鳴ししびれる四肢
びりびりと降りそそぐ音の粒
光はそこから 神の光
体を染めあげる乱反射の彩り
その揺れる空
車窓から流れる街は
空に溶けた白雲は ....
北大路京介さんの這 いずるさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
加工肉自動人形
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這 いず ...
自由詩
8*
16-2-20
裏路地の桜
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這 いず ...
自由詩
4
15-11-18
亡き母の想ひ出に
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這 いず ...
自由詩
2
15-10-29
ラピスラズリ
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這 いず ...
自由詩
2
15-10-12
飛ばされた蚊
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這 いず ...
自由詩
3
15-5-19
星屑遊星
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這 いず ...
自由詩
4
15-2-1
彗星スイング・バイ
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這 いず ...
自由詩
2
15-1-8
炸裂する感受
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這 いず ...
自由詩
5*
14-12-23
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