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陽射し
薄く引いたカーテンの隙間に漏らしてしまう
黄昏かけた感覚のようなもの
軽く息継ぎをするだけで
空に届きそうになってしまう

力の限り今日を生きると
力の限り力が抜けてしまう
日 ....
なので、
朝食にはレモンを選びました。
細い腕で積荷を忘れられず撫でる、
あなたにはぴったりだと思うのですが。



 あどけない思い出は、見ない振りで通り過ぎ
 ることを許してくれな ....
静かな森に
命の眠っていく音が響いて
今日、一日の心音の数を
手のひら一杯に数えて
それを大きく
飲み込むように

明日へ繰り越すための挨拶をすると
その分だけ誰かが、ほどけていく
 ....
もちろん、そこにはいくらでもあった


今を今として見てみれば、行き詰っていたのだろう
記憶にあるものを少し、震わせてみれば
確かにその街はどこに行っても
なにかしら行き止まっていて
そ ....
あの人は
そこが好きだと言っていた




いつも夏には水性で
書き残す言葉から消えていくものばかりで
うっすらと昇る、煙
焼けている靴の底から
縮んでいく
人たちは


 ....
及川三貴さんの霜天さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
光線- 霜天自由詩907-3-13
食卓- 霜天自由詩1007-2-13
静かな森に- 霜天自由詩707-2-5
十字路の見取図- 霜天自由詩806-5-20
靴の底、水性の声- 霜天自由詩806-2-7

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