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湿った夜の破片が
蝙蝠となって折れ線を描く
低く、低く

やがて来る、雨と
灰色の朝は
かなしい、という色に似ている


里山の懐に
ちいさく佇むそこ、は
永遠の黄昏に向かい旅立 ....
玉葱の味噌汁に
なみだを一滴入れてみたものの
塩加減は少しも変わらず
だれも悲しくなりませんでした

風の強い庭先に鳴く野良猫に
思いつきで名前を呼んでみました
ずざ、と塀を駆け上がる音 ....
及川三貴さんの銀猫さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風になる日に- 銀猫自由詩17*08-4-24
さくら予報- 銀猫自由詩15*08-2-16

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