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澄んでいく記憶の端から
水色の汽車が走り出します
ため息や欠伸といった
水によく似たものたちを
揺れる貨車に詰め込んで
透きとおる空の下
滑らかなレールの上
どこまでも
どこまで ....
遠い山の向こうへと繋がる
七色の虹を
その人は背負っていた
重くないですか
と尋ねると
その人はすこし微笑んでから
紺色を私に手渡し
故郷の虹は六色でした
と寂しそうに呟いた
空 ....
ku-miさんのTsu-Yoさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水色について
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Tsu-Yo
自由詩
14
07-9-3
考察_〈野原にて〉
-
Tsu-Yo
自由詩
9
07-7-4
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