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そらの藍に背中を押されて
家路をたどるころ
夕餉の細い煙が
むんと鼻先に迫る 
白い炊きたての匂い に
立ちすくむ
かきむしられるこころ 
そして行き着くのは


誰かに会わなくて ....
松嶋慶子

「猫は 所詮畜生なんやから」

生前の祖父の口癖
餌は
人間が食べ終わったあとの身一つ残されていない 骨
そして 鍋底にわずかに残された味噌汁 をかけた冷ご飯
鰹節など、ま ....
焼石二水さんの松嶋慶子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕餉の寂寥- 松嶋慶子自由詩7*06-9-21
畜生- 松嶋慶子自由詩8*06-9-18

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