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大きな肉の塊をくすねてきて
食べ飽き まだ半分以上も残つてゐるとき
犬なら 空地へ引きずつて行つて
埋めておくが


猫は そこに放り出しておくだらう
無関心かといふと さうで ....
旅先で母親に背負われた赤子から
青梅を貰ってきた
長く握々されて熱くなった梅なんか
欲しくはなかったけれど
どうしてもやるというので貰ってきた
いらなくなったからじゃない
奴らは一番好 ....
 あなたの瞳に映っている森が

 あまりにも美しく澄んでいたから

 僕はあなたの瞳を押し開いて

 中へ入っていった

 あなたは目の前にいた僕を見失って

 慌てふためいている ....
焼石二水さんの杉菜 晃さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
気まぐれ猫- 杉菜 晃自由詩9*06-9-30
青梅の幼子の手にあまりけり- 杉菜 晃未詩・独白13*06-9-18
深く森の中へ- 杉菜 晃自由詩12*06-5-31

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