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山よりも高く雲は聳えて
雲は天蓋として
瞬く間に紺碧の空を覆う
燃え立つような風が
一瞬にして地表の全てのものを清めると
卒然として雹
雹!
瑠璃色の雹がアスファルトに砕け
赤土に食い ....
テレビをつけると
いつの間にかスポーツニュースが始まっていて
きっといつか見ただろう中年の男が
神の立場で
野球をカミカミ語っていた
もうすっかり名前も
投手だったか野手だったかもわからな ....
焼石二水さんの黒田康之さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の嵐、または転位
-
黒田康之
自由詩
4
06-7-15
兎女
-
黒田康之
自由詩
5
06-6-9
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