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蝋梅の溶けゆくさまは蝋に似ず
春眠や豪華三本立ての夢
啓蟄や朝日を浴びて我眠る
流し雛流さず焼きぬ空に舞へ
この土はまだ生きてをり下萌ゆる
龍天に上る日を違へはせぬか
....
一つ二つ三つヒガンバナ咲き出した
一輪の一つ二つ三つだけ咲いている
ヒガンバナ一輪に足りぬ彼岸花
青白い茎まっすぐなヒガンバナ
指を開くように此岸を数えてる
爪の先を割って真っ赤な花 ....
はたらけど
はたらけどと言う
ほど働いてないし
石橋を叩いて叩いて結局渡らない
げこげこげこ
かえる時間の畦道で
朝が来て目覚めはじめる痛みかな
自分より愚かなものを知らぬ朝
頭から頭をどけて朝を見る
我が願い次の朝陽は含まれず
誰も来ぬ分か ....
Go!
Hitch!
Go!
名古屋で降りて
ラブホテル