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伝えたくて
伝え切れなっかった
想いを
全部
きみの胸に
届けて いたら
こんな 後悔は
なかったのだと
ずっと 思ってた。
だけど
伝 ....
通りすがりの庭先で
「きれいですね」
誰かに
そう云われたのかな?
向日葵は
はにかみながら
うつむいている。
同じ
長い、長い道を
ひとり 歩くと
延々と 長く 退屈に感じるのに
ふたりだと
楽しく 早く 辿り着く
なぜ?
ふたりで 歩き始めると 決めた
あのとき あな ....
海鳴りは遥か遠くでさざめいて
波間に浮かぶ言霊たちは
いちばん美しい響きを求めて
たがいに手を伸ばしあう
砂浜に打ち上げられた巻き貝は
もはや亡骸となり果てて
右の耳に ....
手のひらに乗るように小さな赤ちゃん
まだまだ立って歩けましぇん
まだまだオムツをはずせましぇん
まだまだお口がきけましぇん
そうです
あなたは生まれてきたばかり
....
上空高く飛行機は飛ぶ
二人はその下深くで手を繋ぐ
初夏の匂いがブラウスを抜けると君は言う
子供達は公園の小さな川で身体をつける
アスファルトの様な焦がれた熱を冷ます
僕らは日陰でその{ル ....
夜をこえて 夜空を駆けて
眠るあなたのうでのなか 忍び込みたい
あなたの見るゆめ
金の砂漠 蒼の水底
耳をすませて
私にきかせて
ねむるあなたのそばにいるから
明け方のそら ....
自分の世界を信じているあなたや私はオリに入れられた動物
サル山で騒いで縄張りを主張するボスザル
周りから見ればただのサル
毎日ぬくぬくと暮らすライオン
ハーレム作ったってや ....
わたしは怖がりだから
久しぶりに会ったあなたが
ますますかっこよくなっていることが怖いの
何もあなたを拘束するものを持ってはいない
永遠にあなたのそばにいられることも分からない
それ ....
寄せては返す小波のように、
哀しみだけが胸を満たす。
何が哀しいのか、
何に泣きたいのかすらわからないのに、
ただただ
僕は涙にならない涙を流し
声にならない悲鳴を叫び続け ....
いのちって儚くて 消えてゆく音色に似てるね
このんで選んだその音を いくつもの 指先は奏でていった
記憶だけ残されて
いくつかの歳月の 重なりあった思い出は
通り過ぎて ゆく
あわい ....
人は現実で生きている
人は生きていくうえで嘘を必要とする
その嘘には良い嘘と悪い嘘の二種類がある
良い嘘は自分や他人を守る盾
守る嘘は自分と他人の間に溝を作る
悪い嘘は他人を傷つける ....