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くちなし色の便箋に書けば 口にせずとも想いがつたわる
そんな 企みたくなるいいつたえ
でもくちなしの花がどんなだったか
ずっと長いこと思い出せずにいる


いつかおまえに すきな花を問うた ....
あしおとは何処からもついて来ず
あしあとは干乾びて いくつか

{ルビ香蒲=がま}の揺れるが聞こえる気がするし
それが自らを抉り肉のはじけるが聞こえる
気がする

夏のそそり立つ轟音は  ....
夕凪は待つことを{ルビ已=や}めて 知らぬ場所へと流れた
てのひらにぬくくなる小石 解放すれば 水面を模した服を着て
しずかに転がる

濃紺と橙が補色を崩す
群閃光が雲に喰われてゆく

 ....
もも うさぎさんの杠いうれさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
草の花- 杠いうれ自由詩6*08-4-17
ガーゼ- 杠いうれ自由詩208-4-16
Als_du_greintest,- 杠いうれ自由詩3+*08-4-15

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