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少年は汗をかきながら
夕焼け間近の商店街を
猛スピードで自転車をこぎ
君がいる駅まで全力で向かった
夏の太陽のせいで焼けた真っ黒な肌を
引きずりながら
何人もの人を ....
稲妻がなってる
うるさくて眠れないよ
へたくそな歌を歌って
へたくそなギターを弾いて
夢中で弾き歌った
広い公園の中で
僕の歌が響いているだけ
でも僕の歌を聴 ....
小さな魔法使い
落ちこぼれの魔法使い
魔法を満足に出来ない魔法使い
泣き虫な魔法使い
弱虫な魔法使い
ひとりぼっちの魔法使い
でも君が「大好き」といえば
僕は ....
ゆっくりと時は流れていく
時間は永遠の旅人とだった
月明かりが妙にまぶしかった
小さな子供たちが
はしゃぎながら僕の横を走っていった
僕にもこんな時期があったんだなと
....
行き先も分からず
街の静けさに寒気を感じた
君と手を繋いでわたった
青い橋は壊されていった
いつもお金のない僕らは
一日の大半を散歩についやし
この青い橋の上で
....
どんどん沈んでいく太陽が
真っ赤に燃えていた
見とれていて僕は今日がもうすぐ終わると感じた
今日が終わり明日が来る
今日も何もしなかった僕にも明日が待っている
ほとんど空 ....
僕が生きている人生は
悲しみに満ちたストーリーだった
泣きながら倒れ
夜空を見上げれば
流れ星が一つ
流れていった
僕は何もお願いすることなく
消えていった
....
記憶の奥に忘れられた記憶が
ひっそりと泣いていた
色あせしていた僕が君を書いた
似顔絵は何も言わずこっちを見て
ほほえみかけている
君が一生懸命育てた花は
枯れてい ....
真っ暗な夜に
かすかに見えるレインボー
夜空であんまり見えないレインボー
孤独でしかない
真夜中のレインボー
かすかに聞こえる歌声は
お前が歌ってるんだろ
そ ....
時計を見たらもう12時をまわっていた
僕のバイトしているバーは
7時から3時までの夜間運営の
なんとも珍しい店だ
店内はテーブルが4っつとカウンターだけの
やや小さい店だ ....
愛なんて恋なんて
人にとってやっかいな存在だ
邪魔なだけの何にでもない
人は人を恋をして
愛すしかしそれを実行できる
人間はごくわずか
結局現実ははかなく
切 ....
宇宙は一秒間に四〇〇〇キロ
膨張している説がある
そう今まさに
宇宙はなお一定のものすごいスピードで
成長している
何故こんなに成長しているのだろうか
そして一体い ....
言葉に表せない物は
心の中で具現化している
それを口から吐き出し
言葉にするまでには
何らかの障害やそれを言葉に出来ない
理由や意味がある
ここちよい言葉を重ねて
....
剣と盾
アナタはどっちを選ぶ
破壊を繰り返し殺戮の
レクイエムを流す剣と
心を守り自分を守り
自分を否定し何事にも
否定を繰り返す盾か
剣と盾どっちとも
....
苦しかった
何にが苦しいのかわかんなかったけど
とにかく苦しかった
最終バスに乗り遅れて
もう君に会えなくなっちゃった
虹の上を走ってる
最終バスを見ながら
....
暗闇の中に
わずかに流れる
悪魔の歌声を耳にしたよ
心細くて
コンクリートの壁に叫んだ
外の光の誰の叫びか
ブラックボイスが脳髄の
芯を揺らす
僕にはそ ....
大量のノイズが流れる
真っ暗な部屋で
ぼくは耳を押さえながら
必死に絶えていた
ぼくはずっとこの部屋にこもっていた
そとは輝いて希望に満ちてた
だがそれは表の顔
....
乾燥した空気がぼくをつつみ
心まで乾燥してしまいそうだった
僕はキミと肩をならべてあるいていた
やはり紅葉がきれいだった
キミはぼくの手を握り下をむいて歩いていた
二人と ....
真夏の太陽がじりじりと
僕の体を焦がしていた
人がほとんど居ない
秘密の海辺で今日は
キミとふたりっきりでデート中
僕はサーフィンで波を自分の者にしていた
キミはず ....
桜並木の下で
花吹雪が舞
気持ちがいい春の風が
ぼくの傷ついた心を癒してくれた
やっとあの冬が終わってくれた
あの悲しい過去は過ぎていく
今はただこのままでいい
....
俺はどこに向かっている
がたがたなる列車に体をあづけて
どこまで続いているのかわからない線路を
列車はただの鉄の塊となって走っていた
周りを見渡しても誰もいない
どうやら俺一人しかこの列車に ....
涙の滴が落ちてきた
そして水たまりに落ちていった
そのはじけた弾みの波に
ぼくは巻き込まれていった
もがいても上へは上がれなかった
苦しくて意識がもうろうと
してき ....
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