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紙ねんどでできた魂が
窓ぎわで色あせていました
緑化された街へとつづく
海風にやぶれた辺外の家の
そこだけ乾いた晴れの日のモーヴ
わたしはわたしの火で身を焼いた
「あの日」となづけ ....
紙の鎖の端をにぎって
妹も姉もいないところで
父と母が編んだ赤い塔をゆく
らせん階段はきらいだ
古い日々を思いださせ
とにかく青い
ノ・ヴァ、きみが秋晴れだったころ
ぼくが立派な牡鹿 ....
石瀬琳々さんの平井容子さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
神のアール
-
平井容子
自由詩
11
13-10-1
むこう
-
平井容子
自由詩
14
13-9-21
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