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薄暗い中で
何かをじっと眺めているその目が
あたしで埋まってしまうなんて
そんなことはないとわかっている
夜が明けてしまったな、と
なんでもないふうに言ってしまうから
あたしはその ....
少しも嬉しくないのだ、という顔をして
柔らかく笑う君が
この手の中に入ってしまえば良いと思った
誰も
許さなかったけれど
喉の奥が鳴って
もっとずっと奥が痛む
そういう ....
グラデーションは必ずしも美しくない
そう教えてくれたのは
確固たる信念でもなんでもなく
ただの空虚だった
ああまた日が暮れてゆく
そのじわりとした色が僕に響いて
それはすなわち僕の ....
イメージするたびに
少しずつおまえが遠くなってゆく
大きなヘッドフォンのゆるさは少しも変わらないのに
霞んでゆくような映像のぶれが切ない
ベッドの下を掃除していると
おまえの口紅 ....
日替わりで
ミルクの量が変わるコーヒーをあなたは
おまえの機嫌が手に取るようだ、と
綺麗に笑って
少しずつ飲んでいた
コーヒーにクリープなんか入れるやつは死刑だな、
初めて敬語 ....
暮れてゆく暮れてゆく
錯誤してきた人生に
さようならを言うくび傾げ
ゆっくりゆっくりの足音が
あたしに何かを加えたり
時には奪ったりする
あらゆるものを取り出して
綺麗に洗っ ....
そっと絡めた指が
恐ろしく美しかったのを
僕はまだ 瞳の奥に覚えている
隠し切れなかった愛おしさを
君の 綺麗な指からも感じていた
掴んで 離さなかったのは
その手がどこか
知ら ....
石瀬琳々さんの田島オスカーさんおすすめリスト
(7)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
秋の夜は短い
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田島オス ...
自由詩
2*
06-11-5
布レンズ
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田島オス ...
自由詩
4*
06-10-10
陽が落ちるとそれは嘘
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田島オス ...
自由詩
4*
06-10-6
イメージ
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田島オス ...
自由詩
7*
06-9-30
スプーンの火で焼かれてしまえ
-
田島オス ...
自由詩
6*
06-9-16
日暮れ
-
田島オス ...
自由詩
5
06-6-28
エンプティ
-
田島オス ...
自由詩
1
04-6-30
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