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ふるい駄菓子屋さんで買ってきた縄跳びは、のばした水飴みたいに、すぐにくずれていたからね、


私、縄が切れるのを待っていたんです


こつこつ続けるしかなかった、なんて、ずるいこと、いっぱ ....
一、

顕微鏡を抱えて
潜り込んだ湯船に
わたしたちの空が眠っている
あぶくを
覗こう
口から吐いたあぶくを
捕らえて
なにが詰まっているか
知りたい
ふ、ゆ、と言ったらふゆが満 ....
全身が混線しようと企んで逃がしてしまう唯一の鳥

{引用=
コードの
うねりを
生き物かと
おもった
先端に
触れそうなつまさき
電気が
必要

わたしはいつも
夏になり ....
わたしたちは時間をうまくやり繰りして乳清だらけのヨーグルトになる

触感がどうだとうではないのです(生き物なのね)あたたかい罠

皮膚擦れて 二階の角部屋は朝日に焼かれ まな板の上で震える枕
 ....
わたし
蝉の脱け殻を着て雨を凌ぐ
小さな鳥になって、
探す
虫入り琥珀のえいえん。

跳ね上がった水の群れ
地面に海面に雨粒
幾万幾億個もっと、もっとだったから
よろよろと力なく流れ ....
石瀬琳々さんの佐藤真夏さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふたり跳び- 佐藤真夏自由詩314-12-14
オペレーション- 佐藤真夏自由詩4*12-10-21
八月にあつまる- 佐藤真夏自由詩3*12-4-16
(ほのかに腐った匂いにときめく根ナシ草が見るゆめ)- 佐藤真夏短歌6*10-3-28
軸のうえでは/右矢印- 佐藤真夏自由詩4*09-8-12

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