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今日 旅先で

梅の木から梅の実が落ちるのを見た

君もまた

あの梅の実のように誰かの手に落ちるのだろうか

僕ではない誰かの手に 午前６時１３分
白み始めた朝の空に
くっきり はっきり しっかりと
鉄塔が立っている

その美しい曲線で鉄塔同士手を取り合い
どんな歌を歌うのか
どんな踊りを踊るのか
どんな愛をささや　.... 並行す　横須賀線の窓に立つ　見初めし君は　我に気づかず


何ごとも　頼らるること無き肩に　頭のせたる　君を起こさじ


偶然に　人に会ひたき初帰郷　変はらぬ駅舎　一人背にして

石瀬琳々さんのつむじまがりさんおすすめリスト（3）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
【ジェラシー】	- つむじま ...	自由詩	2*	07-8-5
【鉄塔の歌】	- つむじま ...	自由詩	3*	07-1-23
鉄道情歌	- つむじま ...	短歌	2*	06-12-13

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