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ひとつところに立って
夢をみている
春の夢をどうして
春を知らぬあなたに伝えようかと
しらじらしく足元はうろついて
煙のように立ち消えていく
春なんてあったの、どこに、なんて
....
色めく
粒が柔肌をついとなぞり
穂先を白く削っていく
時が経てば
損なわれるのだろう、瑞々しさ
それは私ではない
かつての私でもない
まだ若い肉体は
これからも若く生まれつづけ ....
もしかしたら
体操着にむしり付いた草色の滲み
それが好きだったのかもしれませんね
ちかくにある明かりは 忘れがちですが いつもあぶないのです
ぐんぐん伸びた背たけ
そういえば電球 ....