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ひとつところに立って
夢をみている
春の夢をどうして
春を知らぬあなたに伝えようかと

しらじらしく足元はうろついて
煙のように立ち消えていく
春なんてあったの、どこに、なんて

 ....
色めく
粒が柔肌をついとなぞり
穂先を白く削っていく

時が経てば
損なわれるのだろう、瑞々しさ
それは私ではない
かつての私でもない
まだ若い肉体は
これからも若く生まれつづけ ....
もしかしたら
体操着にむしり付いた草色の滲み
それが好きだったのかもしれませんね

ちかくにある明かりは 忘れがちですが いつもあぶないのです
ぐんぐん伸びた背たけ
そういえば電球 ....
石瀬琳々さんのれつらさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はるのゆめ- れつら自由詩5*08-12-27
眩しさと、ひとごと- れつら自由詩308-10-27
らいこう22(地動説)- れつら自由詩708-2-20

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