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虚空を望むと広がる視野
ぎりぎりと絞られているのが嘘のように
《いま》から《いま》へと動いている

かなしみの海原が轟いている
黄昏のしじまの中で
わたしは世界を見ているのだ

浮標は ....
あなたはただひと掻きするのがよい
みぎもひだりも きにせずに
記号音を置いていくのがよい
まえもうしろも きにせずに

かなしみの波形のささやきには
からだを削いでみるのはどうだろう
か ....
握り潰した感情の矛先 枯れ葉ミライ

潰れた喉で悲鳴をあげるような僕だけれど

誓うよ たとえ太陽に眼を焼かれても

幼い頃 僕が母と 架空索道から見渡した照り葉パノラマは

 ....
石瀬琳々さんの古河 セリさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青年時代- 古河 セ ...自由詩6*06-8-3
呼応(ささやき)- 古河 セ ...自由詩4*06-8-2
心の森- 古河 セ ...自由詩4*06-8-1

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