すべてのおすすめ
哀しみが霧のように
降りしきる夜
君はただ呆然と
立ち尽くす
僕の目の前で
その瞳を閉じたまま
君は金色の羽根をひろげる
荘厳な儀式のように
僕はひれ伏して
そして君の手に
くちづ ....
画一的な朝の訪れ

不安を抱えたまま

自分の意思とは関係なく

交わさざるを得ない

自らを束縛するための契約に

定められた時間のために

僕は歩いている

感情は絶え ....
夜中にふっと目が覚めた

カーテンの隙間から

下弦の月が顔を覗かせている

凍てついた夜の空気を

肌で感じながら

僕は満たされることのない想いの数々を

胸の片隅からそっ ....
窓の外に

果てしなく広がる

夜の世界に溢れている

神秘的な月の青い光

それは

窓辺に座ったまま

頬杖をついている

私のちっぽけな精神に

 ....
夜を少しだけ手にとって

眺めてみると

それはざらざらした

細かな粒子から成り立っている

鋭い紅色のとげとげした宝石の粒の様だ

それはいつの間にか

僕の身体に浸透して ....
石瀬琳々さんのジム・プリマスさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悲しみが- ジム・プ ...自由詩11*07-4-22
画一的な朝の訪れ- ジム・プ ...自由詩3*07-2-5
この不完全な世界の中で- ジム・プ ...自由詩3*07-1-9
十三夜- ジム・プ ...自由詩3*06-6-6
- ジム・プ ...自由詩206-5-28

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する