すべてのおすすめ
夕暮れよ 夕暮れよ
成層を疾け肌をよろこび
倒れ込む木々の力で風を呼ぶ 果てしなく
どこまでも墜ちてゆく静けさよ
力と

それら水のよろこびにうつり翳りの海を
満ちたよろこび

夕 ....
どうして風はやむのだろう 静かに
(怒りに満ちた夜)
並木がささやく
──どうして風はやむのだろう

……あの星に
    あの昼に

落ちてゆく
人も車も
岩もビルも雲も
平衡 ....
その目


そのひそやかな
かなしみ よろこび
土のように
草のように
這うゆめ
翼は
灰色の空へ

海へ

(失うもの)

忘れる力
忘れぬ力

(沈 ....
夏、わたしのさみしさへ
はぐれた雲がひとつその影をおとしてゆきました。
青い空はわたしのものではなく
雲はしずかにながれてゆきます。
そのあわいかげにいつか はなの
しろいひとひらがあらわれ ....
深い追憶のように
眠りがあなたの肩にやさしく降りてくる
わたしはちいさな歌をつくって
あなたのそばでうたいつづける

──約束だよ
  かならずもどって来てね

(あの日 静かな  ....
ごらん
あれはとても雨ににている
夾竹桃
その下に小さな蜘蛛がいて
そこにもやはり雨はしとしとと
濡れて
いるのだろうか

いい
匂いがする
眩しすぎた歌をうたえずに
鳥は地面に落ちました
 
時に捕まえられた腕の中に
忘れられた机と色彩で
画家の言葉が揺れました
 ....
秋は
透き通った声に満たされた夜を僕らのもとに運ぶ
ほら、聞こえるだろう?
稲穂の群れに
目を閉じてじっと聞き耳を立ててごらん
星の向こうから僕らの時間を歪めているアンドロメダ
小さな ....
石瀬琳々さんの浅見 豊さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕暮れよ- 浅見 豊自由詩5*06-6-2
枯葉- 浅見 豊自由詩5*06-2-15
飛び立つ鴎- 浅見 豊自由詩6*05-7-2
わたしのさみしさは- 浅見 豊自由詩10*05-4-5
あなたに- 浅見 豊自由詩3*05-4-3
夾竹桃- 浅見 豊自由詩7*05-3-25
人になった魚- 浅見 豊自由詩2*05-3-24
風と星の歌- 浅見 豊自由詩3*05-3-19

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する