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昨日 あなたは捜さなかった 僕を
月に照らされて丸まっている 僕を
だから僕の涙は涸れている
ことはかなく濡れている手足は
水たまりの中にあなたを捜したから
誰かがあなたを連れてった ....
君らは信じている
「明日も必ず同じ朝が」
果たしてどうだろうか
もしかしたら
我らの世界は
{ルビ薄い盾=シールド}で覆われていて
極めて脆い守護で
それはもしかしたら
いとも容易 ....
何処までも追いかけて
手を離したくない衝動
…というか
捉まっていたい衝動?
孤独が好きなくせに
誰かに縋りたい傾向
依存性の独占欲で
踏み出したが最後
抜け出せない僕らがいる
....
溶けて無くなるんだ
バターみたいだ
僕の理性なんて
所詮ただのコルク
そんなのもう
哀れでしかないね
少し揺さ振りかけられただけで
もう圧力に負けてしまう
吹っ飛んでさよなら
....